香港の夜景と言えば、日本のガイドブックには「ビクトリアピーク」と尖沙咀の「プロムナード」ばかりが取り上げられがちだ。
しかし、香港の夜景スポットはそれだけではない。これから数回に分けて日本人が知らない香港の穴場の夜景スポットをいくつか紹介して行こう。
その第一弾は地元の若いカップルの間で人気の夜景スポット「ガーデンヒル」だ。
※英語では”Garden Hill”、地元の広東語では「嘉頓山」と呼ばれる。
ガーデンヒルとは?
ガーデンヒル(嘉頓山)とは、香港の秋葉原と言われている電気街・深水埗(シャムスイポー)から歩いて15分ほどの場所にある小高い丘のことだ。
この丘から深水埗の街全体、そして遠くにはSKY100や香港島の高層ビル群まで見渡せることができる。
夜になると夜景を見にきた地元の若者で賑わっており、治安も全く問題ない。丘までの道も整備されていて、外灯もあるので夜道でも安全に歩くことができるのだ。
ただ頂上の丘まで10分ほど階段を登らなくてはならないので、歩きやすい靴を履いていこう。
ガーデンヒルへの行き方
ガーデンヒルの入り口はMTR深水埗(シャムスイポー)駅から北へ10分程の所にある。
※頂上まではさらにそこから10分。
ガーデンヒルへの行き方詳細
MTR深水埗(シャムスイポー)駅下車 D2出口へ
D2出口の階段を登ったら、左へ
突き当たりの交差点を右へ
ひたすらまっすぐ進む
横断歩道を渡って右へ
さらに横断歩道を渡ってまっすぐ進む
41の数字が書かれている建物(MEI HO HOUSE)の横にガーデンヒルの入り口がある。
公園を通り抜ける
公園を抜けたら左へ曲がる
50m程の歩くとガーデンヒルの入り口に到着
ひたすら階段を上る
到着
深水埗(シャムスイポー)駅からここまで15分から20分程度
ガーデンヒルからの夜景
最後に
観光客に有名な夜景スポット「ビクトリア・ピーク」と「SKY100」は高い場所にあるため、晴れていても霧がかかって夜景が綺麗に見えないことがある。
しかし、このガーデンヒルは霧とは縁がなく、観光客もほとんど来ない、地元の香港人のみが知る隠れた夜景スポットなのだ。
地元の多くの香港の若者が友達同士、恋人同士で夜景を見ながら語っている姿を見ることができる。
深水埗(シャムスイポー)の町自体も様々な電化器具の店や露店など下町風情を感じることができ、散策するだけでも面白い。
深水埗(シャムスイポー)とガーデンヒル。是非セットで訪れたい場所だ。
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