自分の日本人の元カノはこう言った。
そして、別の日本人の元カノも・・・
今まで様々な国・地域の人と交流してきたが、アジア圏、特に日本人女性は、ハゲや薄毛の男にものすごい抵抗があると感じる。
なぜ日本人の女性達は、ハゲや薄毛の男性に抵抗があるのだろうか?
ハゲや薄毛の男性はモテないのか?
結婚なんて無理?
自分も30歳を超え、頭皮の後退には戦々恐々だが、今回は「なぜ日本ではハゲや薄毛の男はモテないのか?」について考察してみることにする。
日本では薄毛の男はモテない?
日本の「薄毛の男性は恋愛対象になるか」と言う某発毛サロンのアンケートによると・・・
恋愛対象になる・・・50%
恋愛対象にならない・・・50%
この様な結果となっていた。
しかし、日本には建前と本音の文化があるので、実際のところは・・・
これが多くの人にとっての真実、そして恋愛対象に多くの条件を突きつけることが出来る20代女性に限って言えば、9割はこのパターンなのではないだろうか?(当社比)
ちなみに、英国での同様のアンケート結果は下記の通りになる。
なんと87.5%もの人がハゲを肯定しているのだ。
アジア最高の薄毛率、日本
アデランスが調査した世界21カ国・地域の薄毛ランキングによると日本は14位。
日本人男性の「薄毛率」はアジア最高となっている。
ちなみに自分の住んでいる香港は、日本に次ぐ第15位。
しかしながら、香港人女性はそこまで薄毛に抵抗がないと感じる。(全く抵抗がないわけではない)
なぜなら、香港人女性はハゲてる・ハゲてないという外見上の問題よりも「いかに自分を愛してくれるか」という所にポイントを置くからだ。
事実、自分の香港人妻も・・・
と言ってくれる(惚気ではない)
欧米人女性が薄毛に抵抗がないのは理解できる。
欧米にはハゲた男性が多いからだ。
では、なぜ日本人女性は、薄毛率アジアNo.1にも関わらず、こんなにも薄毛やハゲた男性を受け付けられないのであろうか?
薄毛が日本人女性にモテない理由
多くの日本人女性がハゲや薄毛の男性を受け付けられない理由。
その理由は2つある。
1つ目は日本の「アイドル文化」だ。
世界広しと言えども、ヴィジュアルを売りにした「アイドル文化」というものが成立しているのは、日本や韓国といったごく少数の国でしかない。
日本に住んでいれば、ジャ〇ーズや〇〇坂と言ったアイドルを見ない日はないだろう。
しかし、このヴィジュアルを売りにした「アイドル」という名の存在が、テレビやWeb上で日常になるにつれて、日本人のパートナーに求める外見の理想像が、それに近いものになってしまう。
もちろん、アイドルにはハゲや薄毛のアイドルは存在しない。
そのため、日本の女性達はハゲた男性を恋愛対象外として見てしまう傾向があるのだ。
多くの日本人女性がハゲを受け付けられない理由の2つ目。
それが「外見至上主義」だ。
日本には海外にはない、いくつかの日本特有な文化というのが存在するが、その中の1つに、女性が皆「外出時に必ず化粧をする」というものがある。
自分はバックパッカーとして、2年間、世界中を周ったことがあるが、確かに日本や韓国などの一部の国以外で、女性がすっぴんで出歩かず、化粧がマナーになっている国は他にはない。
この理由は「日本人が周りの目を非常に気にする」ということに、少なからず関連しているだろう。
もちろん「見た目より中身が大切」。
そんなことは、誰もがわかっている。
しかし、こうした「化粧はマナー」と言った日本独特の文化が、無意識に外見で人を判断する下地になっていることは否定できない。
ハゲや薄毛が日本人女性にモテない理由。
それは「周りの目を非常に気にする」日本人の特性が「外見至上主義」を生み出し、その外見の理想像がアイドルに代表される芸能人に偏っているからに他ならないのだ。
薄毛でも恋愛や結婚はできる?
日本の恋愛市場において、ハゲや薄毛は確かにハンデとなる。
これは紛れもない事実だ。
しかし、ハゲているからと言って、結婚や恋愛が出来ない訳ではない。
自分の周囲では、ハゲや薄毛のコンプレックスを乗り越え、結婚まで行き着いた人は何人もいる。(※もちろん、自身のハゲや薄毛に対して、コンプレックスを抱かない男性も存在するだろう。)
結婚してからハゲた訳ではない。
次から、外見が恋愛において大きなウェイトを占める日本で、ハゲや薄毛のハンデを乗り越え、結婚まで至った2人の友人ケースを紹介しよう。
薄毛でも結婚したケース1
1人目は、大学時代の友人だ。
彼は病気が原因で、大学時代に出会った時からすでに髪の毛がなかった。
つまり、所謂スキンヘッドであったのだ。
そんな彼であったが、大学卒業後は大手商社内定。
海外駐在も二度経験しており、年収も同世代の平均より高い。
そして、30代前半で合コンで出会った女性と結婚している。
薄毛でも結婚したケース2
次に紹介するケースは、高校時代の友人だ。
彼は20代前半で頭皮が薄くなり、社会人になる頃には、外出時に必ず帽子を被る様になっていた。
そんな彼の趣味はディズニー。
年間パスを持つほどディズニーが大好きで、一時は仕事を辞め、ディズニーランドでのアルバイトで生計を立てていたと程だ。
そんな彼が、同じディズニーランドで働いていた女性と、ディズニー好きで意気投合。
数年後には結婚をして、子供にも恵まれている。
薄毛がモテないは勘違い
繰り返すが、日本の恋愛市場において、ハゲは確かにハンデとなる。
しかし、上記で挙げた友人達の様に、そのハンデをカバーできる様な、高年収、共通の趣味など、何かプラスの要素があれば、恋愛も結婚も出来るのだ。
恋愛は、外見や性格、年収、社会的地位、趣味嗜好など多様な要素が絡み合って成立する。
外見はその一部を占めるに過ぎない。
確かに外見という要素に絞ってしまえば、ハゲや薄毛というのはハンデになりかねない。
しかし、恋愛というのは外見だけで成立するものではないのは誰でもわかるはずだ。
だから、必要以上に卑屈になることはないし、周囲の人間が・・・
なんて考えるのは、お門違いも甚だしいのだ。
薄毛をバカにする人間はゴミ!
外見、年収、ステータス。
恋愛で何を重視するかは、その人の自由だ。
もちろん、ハゲや薄毛の男は恋愛対象外という女性もいるだろう。
それ自体は決して悪いことではない。
しかし、それを堂々と公言する様な女性とは距離を置いた方が良いだろう。
もちろん恋愛だけでなく、ハゲや薄毛を見下したり、バカにする人間も同じだ。
ハゲや薄毛の要因は、遺伝やストレス、生活環境など、努力だけではどうしようもない部分が大きい。
そんな努力ではどうしようもない部分、生まれ持った顔や容姿などを堂々と否定してくる人間は、
と自己紹介している様なものだ。
例え、自分自身のことを言っていなくても、ハゲや薄毛の他の誰かを見下したり、バカにしている人間が周囲にいたら、速攻で付き合うのを辞めるべきだろう。
とある女性議員が、
と男性秘書をヒステリックに罵倒し、世間から叩かれたのは記憶に新しい。
この女性議員が世間からは叩かれたのは、パワハラというより、当事者のコンプレックスやハゲに対する差別意識を浮き彫りにしてしまったからだ。
これが男女逆で、政治家という立場で秘書に・・・
と言ったら大問題なのは、誰でも理解できるはずだ。
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