日本でも珍しくなくなった国際恋愛カップル。
最近では、EXILEのAKIRAさんと台湾の女優・林志玲さんが結婚を発表し、日本だけでなく、アジア圏でも大きな話題を誘った。
そんな自分も現在は、ここ香港で香港人女性と一緒に暮らしており、その前は上海と台湾出身の女性とそれぞれ2年程、国際恋愛を経験したことがある。
しかし、国際恋愛をしているカップルは多くあれど、国際恋愛における男性側の視点から書かれたブログは中々ない。
国際恋愛・結婚の人気ブログ・ランキングを見てみると・・・
この様に国際恋愛について、女性が書いたブログが圧倒的に多いのだ。
そこで、思ったのは・・・
そう思って、今回から2回に渡って、国際恋愛カップルの馴れ初めから付き合い方、悩み等々を男目線で赤裸々に書いていくことにする。
まず1回目は「国際恋愛の馴れ初め」について語っていこう。
目次
国際恋愛のカップル、馴れ初め
自分はこれまで3人の女性と、計5年の国際恋愛を経験している。
(※1人は現在も交際中)
国際恋愛に興味がある人の多くが気になるのは、その馴れ初めだと思う。
自分は留学かつバックパッカーとして世界を周り、海外にも住んでいることから、周囲に国際恋愛カップルがとても多い。
そこで、今回は自分の国際恋愛の馴れ初めだけでなく、周りの国際恋愛カップルの友人達の馴れ初めも合わせて紹介していこう。
留学で出会った台湾人彼女との馴れ初め
最初の国際恋愛は、台湾の台北に住む4歳下の女性だ。
彼女との出会いは、英語の勉強のために留学したフィリピンの語学スクール。
当時、自分はサラリーマンを辞めて、世界をバックパッカーとして周ることを計画しており、その最初の国として英語のブラッシュアップも兼ねてフィリピンを選んだ。
そこで、自分にとって生まれて初めての異性の外国人の友人となったのが、その台湾人の彼女だ。
人見知りせず愛嬌もあり、性別国籍問わず、語学学校のみんなから好かれていた彼女。こんな可愛い子が台湾に存在するのかと衝撃を受けた程、自分にとってインパクトが大きかった。(実際、台湾の女の子は明るく愛嬌があり、日本人男性好みの女の子が多い ※当社比)
彼女は日本語を全く話せず、自分も中国語は話せない。
しかし、第二外国語である英語でなんとかコミュニケーションを取り、夜遅くまで一緒に自習室で課題をこなす毎日。
そんな環境の中、お互いが惹かれ合うのに時間はかからなかった。
語学学校を卒業後、自分は1年間の世界一周の旅へ。旅の途中で何回か彼女の住む台湾へ寄ったりと、遠距離ながら交際は2年間続く。
残念ながら、自分が香港に移住した後は、お互いの時間が取れず、別れることになってしまうが、初めての国際恋愛は自分の人生における大きな財産となった。
国際交流パーティーで出会った中国人彼女との馴れ初め
2回目の国際恋愛は、香港に移住した後の話になる。
出会いは、香港人の友人が主催する国際交流を目的としたパーティーに参加した時のことだ。
インターナショナルな香港らしく、様々な国の人が参加している国際交流パーティーで、日本語を勉強している彼女と出会う。
彼女は上海出身の中国人で、独学とは思えない程の流暢な日本語を操り、日本のバラエティ番組や音楽にとても詳しかった。
そんな彼女と意気投合し、We Chat(中国版Lineのようなチャットアプリ)を交換。
そこから毎日、メッセージや電話をすることで距離を縮めていき、交際までに発展していった。
残念ながら、政治的な見解の違いで、2年程で彼女と別れることになってしまったが、彼女が教えてくれた、香港ともまた違うキャッシュレスや顔認証などの最新テクノロジーを生かした中国の人々の生活は、自分の中の知的好奇心を充分に満たしてくれた。
ちなみに、海外の多くの国では、日本の様な「付き合ってください」という告白の文化は存在しないケースが多い。自分達もいつの間にか、付き合って一緒になっていたので、日本の様に「付き合って○日記念日」というお祝いはしない。
アプリで出会った香港人彼女との馴れ初め
3回目は、現在も付き合っている香港人の彼女になる。
出会いは、香港の生活にも徐々に慣れ、香港のローカル言語である広東語を勉強しようと、言語交換パートナーを見つけるコミュニティサイトに登録したことがきっかけだ。
そのサイトにWe Chat(中国版Lineのようなチャットアプリ)のIDを書いておいたら、香港在住の女の子からメッセージをもらう。
そこから毎日、メッセージや電話をすることで距離を縮めていき、交際までに発展。
もちろん、カノジョを作るために言語交換パートナーを探していたわけではないが、実際に言語交換パートナーから、交際に発展する国際恋愛カップルは多い。
異なる文化・価値観で育ったもの同士だからこそ、お互いのないものに惹かれ、恋愛に発展しやすいのかもしれない。
周りの国際恋愛カップルの馴れ初めは?
自分は海外生活が長い分、周りには国際恋愛カップルが非常に多い。
では、それらの国際恋愛カップルは、どの様な馴れ初めで交際までに至ったのだろうか?
周りの国際恋愛カップルの出会いをパターン別に3つ紹介しよう。
出会いその1 留学・ワーホリ
・日本🚹 × 台湾🚺(台湾在住)
・日本🚺 × 韓国🚹(遠距離)
・日本🚺 × イタリア🚹(イタリア在住)
・日本🚺 × オーストラリア🚹(オーストラリア在住)
・台湾🚺 × 韓国🚹(韓国在住)
・台湾🚹 × フランス🚺(パナマ在住)
・ロシア🚹 × フィリピン🚺(フィリピン在住)
・アメリカ🚹 × フィリピン🚺(アメリカ在住)
やはり、一番多いのは留学やワーホリに代表される語学留学だ。
語学留学の場合、その多くは少人数のクラスがあり、長ければ数ヶ月間同じメンバーで過ごすので、シャイな日本人でも国際恋愛に発展する可能性が高い。
留学という人生において特別なシチュエーションも恋の成熟に一役買っているのだろう。
出会いその2 バックパッカー等の海外旅行
・アルゼンチン🚹 × イギリス🚺(アルゼンチン在住)
・ロシア🚹 × タイ🚺(タイ在住)
・フランス🚹 × ベトナム🚺(ベトナム在住)
少数派ではあるが、長期のバックパッカーや海外旅行で出会い、交際に発展する人もいる。
時間をかけて交際まで持っていくタイプの日本人には向かない様で、海外勢と比較するとやはり少ない。
ちなみに、ロシア🚹とフランスの🚹は、海外旅行先の現地の女の子に惚れてしまい、そのまま住み着いてしまったパターンだ。
やはり欧米人の恋愛に対する情熱は、凄まじいものがある。
出会いその3 マッチングアプリ
・日本🚹 × 香港🚺(香港在住)
・日本🚹 × アメリカ🚺(日本在住)
・日本🚺 × アメリカ🚹(日本在住)
・日本🚺 × スペイン🚹(日本在住)
意外に多いのが、Tinder(ティンダー)やPairs(ペアーズ)などに代表されるマッチングアプリだ。
ネットを通じて、国際恋愛に発展した日本人と台湾人のカップルが映画化されたのも記憶に新しい。
マッチングアプリは留学や海外旅行と違い、海外に出る必要もない上、「日本在住」の外国人を探せるという点で、出会いのハードルはとても低い。
日本だと「マッチングアプリで出会った」というとまだ抵抗感があるが、同じアジアでもここ香港では、電車内や街中で「マッチングアプリ」の広告が堂々と掲載されている。
抵抗感があると言いつつ、自分の周りの日本人もマッチングアプリで出会った国際恋愛カップルは結構いるので、周りに内緒で、密かにマッチングアプリで外国人パートナーを探している日本人は多いのではないだろうか?
国際恋愛カップルはもはや特別ではない。しかし・・・
昨今、日本でも定住している外国人も増加し、マッチングアプリなどの出会うためのツールも充実してきている。
もはや、国際恋愛カップルは日本においても、特別ではないと言えるだろう。
だが、1つだけ言えるのは、上記で紹介した国際恋愛をしているカップルの友人たちは、決して「国際恋愛がしたい!」と思っていた訳ではない。
好きになった人が、たまたま違う国籍だっただけの話だ。
しかし、日本では「ハーフの子を産みたい方に」の広告が話題になった様に、特定の人種との国際結婚がブランドやステータスの様な価値観が蔓延している。
日本で話題になった「ハーフの子を産みたい方に」の広告の件をとあるアジアの国の出身の友達に話したら・・・
「このハーフは白人との子って意味でしょ?」
「日本人が白人は無条件にリスペクトして、他の人種を下に見ているのは、割と有名な話だよ。」
と言われ、何も言い返せなかった・・・ pic.twitter.com/wbKjzm57q2
— Johnny@世界のどっか (@ucango_anywhere) June 23, 2019
自分も中国や台湾の女の子と付き合っていると言うと・・・
この様に、さも都落ちの様な言い方をされることもある。
この様に、日本人の心の奥底では「その他の人種<日本人<欧米の白人」という人種による序列が根強く残っているのは否定できない。
日本人の中にある無意識の欧米の白人への憧れと他の人種への優越感。
国際恋愛カップルは確かに増えた。
しかし・・・
このような多くの日本人が抱いている本音を海外の人達が、知ったらどう思うだろうか?
国際恋愛をする前に、日本人には解決しなければならない大きな課題があることを忘れてはならない。
他の投稿で書いたコメントと重複する部分もありますが、コメントさせていただきます。
国際恋愛や結婚に関するblogやSNSでの情報発信は、日本だと日本人女性のものが圧倒的に多いと感じます。特に、先進国の白人男性と結婚した日本人女性は、その事を過度にアピールしている人も少なくないように感じます。韓国や台湾など、アジア圏の男性と国際結婚した日本人女性のものも見かけますが、白人男性と結婚した日本人女性のものと比べるとかなり少ないです。一方で、日本人女性と国際結婚した外国人男性が発信するblogやtwitterは今のところ見た記憶がありません。夫婦共作?っぽいのならあるかもしれませんが、夫個人のものは知らないです。
日本人男性が発信する国際結婚関連のblogやSNSもそれなりに見かけますが、blog形式のものは少ない気がします。twitterなどではそれなりに見かけますが、体感的には白人女性と結婚した日本人男性が、アジア人女性と結婚した人よりもやや多く見かける印象を受けます。一方、日本人男性と国際結婚した外国人女性の場合ですが、白人女性が情報発信しているものは日本人男性のものと同程度見かけるのですが、アジア人女性が情報発信してるものは何故かあまり見かけない気がします。白人女性よりもアジア人女性の方が日本人男性と国際結婚してる数は大分多いのにもかかわらず。
結論を言えば、国際結婚に憧れるのは男性よりも女性の方が多く、女性の国際結婚関連の話題はそれだけ需要があるってことなのだと思います。あと、日本人女性は外国人男性にモテるという都市伝説みたいな話を真に受けてる人が多いのもありそうです。