以前に、2年間付き合った中国人の彼女と別れたことを書いた。
あれから、数ヶ月・・・
なんと、今回、新たに別の女性(22歳・香港出身)と付き合うことになった。
この数ヶ月、彼女を知るために、ブログから離れてひたすら逢瀬を重ねていたのだ。
おかげで、ブログをサボっている間、PV(ブログの閲覧者)は大きく下がったが、彼女との出会いで多くの知見を得ることができた。
今回は、そんな彼女から得たイマドキの20代香港人女性の性格と恋愛観の特徴を紹介してみよう。
目次
香港人女性のイメージは?
インターネットで香港女性の特徴を調べてみると・・・
・お金が好き
・香港人女性との恋愛は人生の罰ゲーム
なぜか、日本人からの香港女性への評判は芳しくない。
しかし、英国統治時代の香港を知らないイマドキの20代の香港人女性に、これらの事はあてはまるのだろうか?
そんな所を踏まえつつ、香港人女性との付き合い方マニュアルとして、彼女達の特徴を「性格編」と「恋愛編」に分けて紹介していく。
そして、最後にはそんな香港人女性が、日本、そして中国のことをどう思っているかも書いていこう。
香港人女性との付き合い方マニュアル
2018年に日本を訪れた香港人の観光客は220万人(香港の人口は740万)。1年で約3人に1人が日本を訪れたことになる。
またワーキングホリデー(ワーホリ)として、日本に滞在する香港人女性も増えており、日本にいながら、香港人女性と知り合う機会も多くなっていくだろう。
しかし、イマドキの20代の香港人女性は、英国統治時代に教育を受けた上の世代とは、かなり様相が違う。
日本人が抱くステレオタイプな香港人女性像に当てはまらないことも多い。
では、そんなイマドキの20代の香港人女性とは、一体どのような子達なのだろうか?
香港人女性の特徴(性格編)
本当に気が強い?
日本でよく耳にするのが、香港人女性は気が強いと言う言葉。
確かに、会社で年上や上司へ堂々と意見を言ったりと、気が強い香港人女性がいるのは確かだ。
しかし、20代の女の子に限って言うと、上の世代に比べて、自己主張は強くないと感じる。(これは日本でも当てはまるが・・・)
虫を怖がったり、怖い映画を見て寝れなかったりと同世代の日本人女子とそう大きく変わらない。
確かに日本の近隣諸国のアジア圏の中では、気が強い方かも知れないが、欧米や南米の女の子と比べると大人しい部類に入るのは間違いないだろう。
お金の話が大好き?
以前、日本に留学経験がある香港人女性が話してくれた冗談がある。
もし、友人が新しいバッグを持っているのを見たら・・・
日本人は・・・
香港人は・・・
と言うくらい、香港人はお金の話が好きと言うもの。
確かに、正月明けは会社の社長や上司の元に列を成して、お年玉を貰いに行くし、仲の良い人同士なら自身の給与を開示し合うことも普通にある。
アジアの金融都市だけあって、スマホで株をチェックしている若い香港人女性も多い。
「お金の話はタブー」と考える日本人と比較すると、お金の話が日常会話でされていることは事実と言えるだろう。
自立心が強い
香港の家庭は、共働きが一般的だ。女性でもキャリアを求める人も少なくない。
出産をしても子供を親や家政婦に預けて、職場に復帰する。
稼いでいる女性が多いだけあって、専業主婦に成りたがるより、経済的に自立している方を好む女の子がほとんどだ。
これは、自分の彼女曰く・・・
と言う考えによるものらしい。
前にも紹介したが、以前付き合っていた中国人彼女も似たようなことを言っていた。
このように、香港人女性は自立心が強く、競争も激しい香港の学歴社会で揉まれてるため、キャリアウーマンタイプの女性が非常に多いのが特徴だ。
料理が苦手
先程も述べたが、香港人女性は経済的自立を好み、キャリアを追い求める。
そのため、自炊をする時間がほとんど取れない。
香港の新聞大手・香港経済日報によると、自炊に関するアンケートで「仕事が忙しくて料理できない」と答えた香港人は8割近くに上るという。
その中で26%の女性は「料理が好きではなく、時間の無駄」と回答している。
また、時間が取れないことに加えて、香港の住居のキッチンの狭さ(香港の住宅は世界一高く、そして狭い)も一因としてありそうだ。
そして、ドラマの影響からか・・・
と思っている人が多い。
ノーメイクが普通
香港人女性は、化粧をしない人が多い。
街を歩いているとアラレちゃんの様な外見の「すっぴん+メガネ」の子の遭遇率が非常に高いのだ。
20代女子のフルメイク化粧率は、他の世代と比べて高いが、周辺の日本、韓国、中国と比較すると、やはり少なく、日本の20代女子がする様な、つけまつげやカラコンと言ったものはほぼ皆無と言っていいだろう。
自分の彼女も言う様に、あまりフルメイクをする機会がないので、苦手意識を持つ女の子も少なくない。
超キレイ好き・・・というより潔癖症?
香港と聞けば、雑多な街のイメージを想像する人も少なくないだろう。
そんな街の様子からは想像しにくいが、最近の20代香港女子はかなりのキレイ好きだ。
いや、キレイ好きというよりも、日本人の感覚からすると、むしろ潔癖症なのではないかと言えるレベルだ。
エレベーターのボタンや電車のつり革など不特定多数の人が触れるものに、素手で触れない香港人女性は非常に多い。
エレベーターや電車内では、ティシュやハンカチを使いながら、ボタンを押したり、つり革に掴まっている女性をよく見かけることが出来る。
食事に関しても、生モノは極力避け、火を通したものを好む。
自分の彼女も傘を地面に落としただけで・・・
と発狂する。
日本のコンビニ前で、地面に座っている高校生など、香港人女性から見れば汚物そのものだろう。
では何故、最近の20代香港人女性は、ここまで(日本人から見て)潔癖なのか?
20代より上の世代では、こう言った現象はあまり見られない。
この理由は、2003年に香港で猛威を振るったSARSと呼ばれる感染症にあると感じている。
当時、まだ子供だった今の20代香港人女性は、このSARSにより、ウイルスの恐怖と手洗いなどの衛生観念を徹底的に叩き込まれた。
この幼い頃の経験が、潔癖な香港人女性を作り上げたのではないだろうか。
日本文化に明るい
香港人は小さい頃から、日本のアニメや漫画に親しんでおり、日本の文化に詳しい。
最近は韓流に押され気味だが、J-POPや日本のドラマも根強い人気がある。
このような日本文化の影響で、専門的な教育を受けず、アニメだけで日本語を取得したという強者も珍しくない。
所感だが、日本語を話せる人がいる比率は、世界トップクラスなのではないだろうか?
20代でもクレヨンしんちゃんやドラえもんが好きと公言する子も多く、30代でもマイメロディやハローキティーなどのキャラもののグッズを使っている女性もチラホラ見かける。
キャリアウーマンタイプではあるが、そんな可愛い一面もあったりするのが香港女性だ。
香港人女性の特徴(恋愛編)
意外に恋愛に奥手
香港は、非常に厳しい競争社会だ。
そのため、学生時代は朝から晩まで勉強に明け暮れ、日本の様に恋愛に時間を割くことが中々難しい。
中国や韓国も似た様な傾向があるが、20歳を過ぎて、初めて彼氏が出来て、そのままゴールインと言うケースも少なくない。
香港の若い人の間では、大学卒業時点で、交際経験がない人をA0grad(a=available、0=付き合った回数、grad=大卒)と呼ぶが、そんな子も多いのが香港人女性の特徴だ。
同世代の日本人女性と比較すると、やや恋愛に奥手と言えるだろう。
そして、ドラマの影響か日本人男性は浮気をすると言う印象を持たれていることが多い。
どこでもイチャイチャ
香港人カップルは、公共場でも密着度が非常に高い。
日本人から見れば、目のやり場に困るほどだ。
さらに香港では、朝から手を繋いでいる一緒に通勤している社会人カップルや夫婦がとても多い。
これは、日本人の様に過度に周囲の目を気にしないと言うことも理由としてあるが、もう1つの大きな理由に、香港の家賃の高さがある。
香港の家賃は世界一高く、その値段は東京の2倍以上。香港で一人暮らしをしている人は、ほとんどいないと言っていいだろう。
そんな住宅事情から、カップルでイチャイチャ出来る場所が非常に限られていると言うのも大きな要因なのだ。
デートは割り勘でもOK
先ほど書いたように、香港人女子は自立していることを好む。
そのため、デートで割り勘でもOKと考える香港人女性は非常に多い。(一部例外あり)
むしろ、奢られることを嫌う香港人女性もいる程だ。
数年前に、香港にある焼肉チェーン・牛角で、1組の男女が会計を巡って殴り合いの喧嘩になったことがある。
この事件は、日本でもニュースになったが、それを見た多くの日本人が・・・
と「会計を巡って喧嘩=男が奢らなかった」と考えていた。
しかし、実際、この事件の真相は以下の様になる。
なんと「男が奢らなかった」からではなく、「男が奢ろうとした」からと言う日本の常識では考えられない理由で、殴り合いの喧嘩までに発展したのだ。
自分の彼女も一回り年下だが・・・
と言って、いつも奢ってもらうことを断固拒否する。
男とは常に対等でいたい。
そう考えるのが香港人女性の特徴の様だ。
・中国人女性 → 割り勘NG
・台湾人女性 → 個人差あり
・香港人女性 → 割り勘OK
同じ中華圏の女子でも、デートの支払いでこんなにも違いがあるのは面白い。
あなたの友達は私の友達
日本人は友人関係をカテゴライズする傾向がある。
例えば、高校の友達、趣味繋がりの友達、会社の同僚と言った具合に友人関係が綺麗にグループ分けされ、その中の人間関係がグループを超えて交わることは少ない。
それは、恋人関係でも同じことで、彼氏/彼女の友人グループに1人で入り込むようなことは中々ない。
あくまでも恋人の友達は、恋人の友達で、自分の友達ではないのだ。
しかし、香港人女性(中国人や台湾人もそうだが)はそうではない。
例えば、自分の彼女は・・・
日本人のパートナーだったら、中々聞くことのないセリフだが、断ろうものなら・・・
この様に厳しい追及を受けることになる。
もちろん、その逆もあって・・・
と勝手に付いてこられる。
あなたの友達は私の友達・私の友達もあなたの友達
この方程式は中華圏の女性と付き合うなら、覚えていた方が良さそうだ。
大事なのは愛情表現!
日本人女性は、男を選ぶ時に重要視するのが相手の職業や年収だ。
一方で、香港人女性は、そこまで相手の職業や年収といったものは気にしない傾向がある。
代わりに、彼女たちがもっとも重要視するのは「どれだけ自分を愛してくれるか」という点だ。
前者(日本人女性)は相手のブランドやキャッシュフローを重視する投資家目線に対して、後者(香港人女性)は相手のサービスを重視する顧客目線だ。
体調の悪い日にお粥を作ってあげたり、記念日に花や夜景の見えるロマンティックなレストランを予約したりと、とにかく・・・
と言うのを行動で示さなければならない。
求められるサービスは「お客様は神様です!」ならぬ「彼女は神様です!」と言えるくらいの奉仕の精神が重要になってくるのだ。
記念日にロマンティックなレストランではなく、飲茶に行こうものなら・・・
この様に激怒されることは、間違いない。
この様に一見するとお金がかかりそうな香港人女性だが、イマドキの20代の香港人女性はルイ・ヴィトンやシャネルと言った高級ブランドには興味がない。
その理由は香港人彼女曰く・・・
香港人女性は日本や中国のことをどう思っている?
最後に、香港人女性が日本や中国のことをどう思っているかを紹介しておこう。
日本政府観光局によると、2018年に日本を訪れた香港人観光客は220万人。香港の人口が740万なので、1年で約3人に1人が日本を訪れた計算だ。
このデータが示す通り、香港人にとって日本は人気の観光地の1つとなっている。
同様に日本のアニメや漫画も人気があり、肌感覚だが、日本語が話せる人がいる比率は他のどの国・地域よりも高いと感じる。
だが、日本を好きだからと言って、日本人男性が人気かと言うと話は別問題になる。
日本人男性は「亭主関白」というイメージがとても強く、愛情表現を強く求める香港人女性からは、実は不評だったりもするのだ。
そして、次は中国のことだ。
昨今、日本でも報道されている様に、若い香港人を中心に反中国のデモが活発になっている。
自分の香港人彼女も例外なく・・・
政治的な要因もあるが、中国人のマナーの悪さを嫌う香港人も多い。
一方で、中国人の元彼女は・・・
と語っていた。
香港人の彼女が通っていた大学は、中国からやってくる生徒も非常に多いが、香港人は香港人で、中国人は中国人で固まりがちで、大学生活の4年間ほとんど交流はなかったと言う。
もちろん、個人差はあるだろうが、香港人と中国人は日本人が思っている以上に、複雑な関係の中にある様だ。
観察が素晴らしいです!間違いないです!
日本人の彼氏に参考させていただきました。ありがとうございます!