あなたは占いを信じるだろうか?
ここで言う「占いを信じる」とは、「占いが好き」とは別の意味だ。
占いそれ自体が、自分の行動規範になっている人のことを指す。
例えば、占いで・・・
と言われ
と考えたり・・・
と言われ
と考え、それを本当に実行してしまう人のことだ。
自分はこのような無条件で「占いを信じる人」とは距離を置くようにしている。(特定の宗教を信仰している人は除く)
なぜ、占いを信じる人と距離を置くようにしているのか?
理由はすごくシンプルで、彼ら彼女らと付き合っても、自分に悪影響しかないからだ。
今回は「占いを信じる人」の心理とその特徴、そして彼ら彼女らの何がダメで、なぜ距離を置いた方が良いのかを解説してみることにしよう。
占いを信じる人の3つの特徴とその心理
この世には、宗教的なものから、雑誌やテレビなどで紹介される日常的なものまで、様々な占いが存在する。
そんな中で、特定の宗教を持たないが、根拠のない占いだけは無条件で信じ、それが行動規範にさえなっている人がいる。
特に女性に多く見られるが、占い師に高いお金を払って、その言葉を疑うことなく信じて実行する。
その多くの人は、情報過多やストレスの多い現代の生活で何かに縋(すが)りたいという思いから、占いに手を出すのだろう。
もちろん、占いをすること自体は悪いことではない。
だが、占いとはあくまでもエンターテイメント。
この現代で占いを信じて切ってしまっている人は、大事なものが徹底的に欠けてしまっているのだ。
では、そんな占いを信じる人の心理と特徴とはどのようなものなのか?
以下から、その3つの特徴と心理を順番に見ていき、占いを信じる人の何がダメなのかを解説していこう。
その1 決断力がなく依存体質
これは自分が若かりし頃に、好きだった2歳年上の女性に告白した時のことだ。
・・・一ヶ月後
彼女が大の占い好きなことは知っていたが、占いの結果が自分の「判断基準」にさえなっている程、彼女は占いに依存していた。
好きで告白した女性でも、そんな「自分のことを自分で決められない」姿勢に、100年の恋も一瞬で冷める思いだった。
どんな人でも、行動や機嫌が占いによって左右される人と長く付き合っていく難しいだろう。
このように「占いを信じる人」は、決断が必要な時に自分の頭で考えることせずに、占いや他人の意見を「判断基準」にする傾向があり、常に他人に答えを求めて依存している人がとても多い。
その2 行動力がない
香港には占いで有名な黄大仙(ウォンタイシン)という寺院がある。
日本語が話せる占い師が多く常駐しており、日本人観光客にも人気の観光スポットだ。
そこに日本から遊びに来た、アラサー婚活中のB子を連れて行った時の話である。
「来年が楽しみ♪」ではなくって、婚活中の彼女には、今すべきことが山ほどあるのだ。
もうすぐ大台に乗りそうな体重を少しでも減らすとか・・・
ダバコを控えるとか・・・
少しでも貯金をするとか・・・
「誰かが自分のために何かをしてくれる。」
「幸せは向こうからやってくる」
「占いを信じる人」には、このように占いに出た、自分に都合の良い結果をただただ待っているだけという人が多い。
何も行動せずに待ちの姿勢で、占いに出た結果が起こらなければ「あの占いは当たらない」などと不満を言うのも大きな特徴の1つだ。
その3 思考停止している
日本人が大好きな血液型の相性も、科学的根拠がない点で占いと似ているものと言える。
人間関係において、なんとなく相性が良い、悪いと感じるのは誰にでもある経験だろう。
しかし、その理由を自分の頭で考えて言語化する前に、「彼はB型だから」などと言うことで結論付けるのは、考えることを放棄していると言わざる得ない。
「なぜそうなるか?」と物事の本質を深く考えることをせず、思考停止しているのだ。
10年以上前に、韓国と日本で流行った「B型の彼氏」という映画がある。
わがままなB型の男にA型の女の子が振り回されるラブストーリーだ。
何か気に入らないことがあれば、血液型のせいにして思考停止している人々を上手く描いている。
自分の血液型?
もちろんB型である。
占いを信じる人とは距離を置け!
これまで見てきたように「占いを信じる人」には以下の3つの特徴がある。
・行動力がない
・思考停止している
では、なぜ「占いを信じる人」とは付き合わない方が良いのだろうか?
それは影響力のある人に置き換えるとわかりやすい。
もし、とあるスマホメーカーのCEOが・・・
このようなことを言っていたらどう思うだろうか?
もし自分が働く会社の社長だったら?
もし、自分の住む国のトップが・・・
このようなことを言っていたらどう思うだろうか?
こんなリーダーに国を任せたいと思うだろうか?
このように占いを信じて、それを行動規範にしている人は、信頼するに足りない人なのだ。
自分の運命は自分で掴むもの。
それを努力も熟考もせずに、何かを鵜呑みにしたり、何かのせいにしている時点でその人の人生は終わりだ。進歩はない。
もちろん、占いが悪いと言っている訳ではない。
血液型や星座占いを始めとした各種占いは、普段の生活ではズバッと示されることのない相性や運命を言い表してくれるところに快感を感じたり、安心を得たりすることができる。
友人同士で盛り上がれるのも良い点だろう。
しかし、占いはあくまでもエンターテイメントだ。
自分の運命は自分で掴むもの。
占いは自分の運命を決めてくれるものではない。
生きづらく不安になりやすい今の世の中だが、自分の運命を他人に決められてたまるかくらいの気概は持っておきたい。
良い占いは信じるけど悪い占いは信じない。そもそも有名の占い師なら良いけどまったく知らない占い師は信じない。細木数子さんの占いは良く当たってました。
ゴジラ松井は細木占いで運気最高の時に手首の骨折って程なくして引退したけどね。
そのことが細木さん自身の本に運気最高でもそういうことが起きると書かれていて、
運が良かろうが悪かろうが、何が起こるかわからないと思った。