台湾や韓国のドラマを見ていると、主人公の男が恋人である女性の髪を洗ってあげるという場面に出くわすことがある。
日本だと中々見ない光景かもしれないが、男が女性に尽くす・優しくするという中華圏や韓国男子の中では、さほど珍しいものではないらしい。
少し前に、自分が同棲している彼女(香港出身)の髪を毎日乾かしてあげていることについて書いた。
そして、郷に入っては郷に従えではないが、自分は彼女の髪も洗ってあげることがあるのだ。
こう思う日本人男子諸君も多いかもしれないが、自分の彼女やお嫁さんの髪を洗ってあげることで得することも多い。
そこで今回は「彼女の髪を洗ってあげるメリット」について語ってみようと思う。
目次
彼女の髪を洗ってあげる3つのメリット
女性の髪を長くて絡みやすく、ケアにも時間がかかる。
そんな面倒なことが多い中で、彼氏(夫)として彼女(妻)の髪を洗ってあげるメリットとは一体何だろうか?
それは大きく分けて3つある。
では次から順に、彼女(妻)の髪を洗ってあげることで、得られるメリットを具体的に見ていこう。
その1 シャンプーの匂いを楽しめる
彼女の髪を洗ってあげるメリットその1は、シャンプーの匂いを楽しめることだ。
冒頭から少し変態的な内容だが、具体的に説明していこう。
女性の髪は長い場合が多いので、シャンプーの買い替え頻度は、総じて男より早い。
自分の彼女で例えると、彼女は背中と腰の間くらいまであるロングヘアーで、シャンプー(普通サイズ300mL~400mL程度)の買い替え頻度は大体2ヶ月程度となる。
シャンプーがなくなると、近くの薬局やドン・キホーテに買いに行くのだが、彼女の髪を洗ってあげている自分は、当然彼女の使っていたシャンプーの匂いを知っている。
とか
等々、彼女の使っているシャンプーにリクエストが出来たり、一緒に何を使うか考えたり出来るのだ。
自分の使うシャンプーに並々ならぬこだわりがある女性には難しいが、多くの女性はシャンプーにそこまで強いこだわりを持っていない。
彼女の髪が自分の好みの匂いになれば、デートや夜の営みもテンションが上がる。
これが、彼女の髪を洗ってあげる1つ目のメリットだ。
ちなみに同棲を始める時、彼女は自分のお気に入りのシャンプーを実家から持ってきた。
と言いながら使っていたものは、今まで見たこともないくらい良い匂いがするシャンプー。
2人ともこの匂いが気に入り、また購入しようとスーパーに向かった時、どうしてもシャンプーコーナーにこれが見当たらない。
やっとのことで見つけて、そこで2人が見た光景は・・・
半年もの間、ボディソープで髪を洗っていた彼女。
ボディソープで髪を洗うと、せっかくの美髪もあっという間にキシませてしまうので、間違えない様に注意が必要だ。
ちなみに今、彼女はちゃんと別のお気に入りのシャンプーを見つけて使っている。
その2 彼女がより綺麗になる
この様な女性は意外と多い(好意を持つ男限定)。
「彼氏にしてほしいことランキング」みたいな女の子向け雑誌やwebサイトでも、「髪を触る」という行為は常に上位だ。
また好きな人に髪を触れられドキドキすると、女性ホルモンが分泌され、脳を活性化し、免疫力がアップするという研究結果もある。
この様に彼女やお嫁さんの髪を触ってあげるというのは、多くのメリットが存在する。
さらに「髪を触る」からさらに踏み込んで、彼女やお嫁さんの髪を洗ってあげる行為は・・・
と言った自己肯定感も高められるし、彼氏(夫)への安心感や信頼度アップにもつながるのだ。
・脳が活性化し、免疫力がアップ
・自己肯定感が高められ、ストレスを解消
・お互いの信頼度や親密度上昇
彼女やお嫁さんの髪を洗ってあげるだけで、これだけの美容効果がある。
とてもコスパの良い手段であるのは間違いない。
その3 貴重なスキンシップになる
同棲しているカップルや夫婦の場合、仕事や育児で忙しく2人でゆっくりする時間を確保するのが難しい。
そんな中で、お風呂で髪だけ洗ってあげるだけでも貴重なスキンシップの時間になる。
自分にとって、彼女の髪を毎日乾かすのも貴重なスキンシップの時間になるが、ドライヤーを使っている時は音がうるさく、とても会話が出来る環境ではない。
だが、お風呂場は薄暗く静かで音も響くので、会話をするには最適な環境になるのだ。
そこで、彼女やお嫁さんの髪を洗ってあげれば、リラックスした状態で会話をすることができる。
落ち着いた環境と心地よい気分から、思わぬ本音を聞けることもあるかもしれない。
また相手の気持ちの緩みから、言いにくいこと(競馬で10万円すった、会社を辞めてきたetc)を切り出すにも最適タイミングとなる。
自分も普段なら・・・
となるところ、髪を洗ってあげている時にカミングアウトをすれば・・・
となり、相手の怒りも60%オフ(当社比)になるのだ。
彼女の髪を洗ってあげる時の注意点
ここまで彼女の髪を洗ってあげるメリットを3つ語ってきた。
・彼女がより綺麗になる
・貴重なスキンシップになる
しかし、彼女の髪を洗ってあげるにしても、男の短い髪と違って、女性の髪には男にはない工程が必要になる。
彼氏や夫がそれを理解していないために、
という女性も多い。
では、彼女やお嫁さんの髪を洗ってあげる時に、注意しなければならないこととは何であろうか?
それは以下、3つの注意点がある。
その1 優しくマッサージする様に
男の短い髪と違い、女性の長い髪はシャンプーのときには絡まりやすく、無理矢理洗うと傷んでしまう。
髪を洗うというより、丁寧に地肌をマッサージする感じで洗っていく必要がある。
よくやってしまいがちなのは、男が自分の髪を洗う時の様に、長い髪を激しくかき混ぜて洗ってしまうことだ。
洗う側は楽しいかもしれないが、これをやってしまうと髪が絡んで傷んでしまい、女性は絶対に100%の確率で激怒するので注意が必要だ。
どんな穏やかな性格の女性でも絶対にだ。
今はYoutubeで検索すると髪の正しい洗い方がいくらでも出てくるので、勉強しておくと良いかもしれない。
その2 トリートメントは必須
先ほど、自分の彼女が髪の毛を半年もの間、ボディーソープで洗っていたと述べた。
普通、髪をボディーソープで洗うと髪がキシみ、キューティクルが傷んでしまうのだが、彼女の場合、そこまで大きな影響は見られなかった。
その理由は、毎日丁寧にトリートメントをしていたからだ。
男でトリートメントを使う人は少数派なので、わからない人も多いと思うが、トリートメントでヘアケアするのとしないのでは髪質に大きな差が出てくる。
シャンプーだけだとパサつきがちな自分の彼女の髪も、トリートメントをしっかりすることでサラサラの美髪になり、指通りもいい。
さらに彼女はトリートメントでヘアケアした後には、保湿のためにヘアオイルもしている。
長い髪のトリートメントやヘアオイルは、シャンプーとやり方が違い、普段使う機会がない男からすると難易度が高い。
さらにトリートメントやヘアオイルだけは、自分でしたいと思う女性も多いので、彼氏(夫)の出番はないかもしれないが、女性の長い髪をキレイに保つには、男が想像する以上に時間がかかるということだけでも理解しておこう。
その3 間接照明でムードを出す
自分の彼女もそうなのだが、多くの女性が彼氏や夫に髪を洗ってもらうのを躊躇する理由の1つに、
というものがある。
そんな彼女の恥ずかしさを解消するために、自分達が使っているのが防水仕様の間接照明だ。
インテリアとしてもオシャレだし、お風呂場で使用すれば、雰囲気を演出するのにも抜群の効果がある。
さらに薄暗い場所で、人は心を開きやすいく、誰かとの触れ合いを欲するという心理学の研究結果もある。
修学旅行の夜に布団の中で、普段は周囲に言わない好きな異性のことを話したりした経験のある人も多いだろう。
間接照明でムードを作って、髪を洗ってあげれば彼女の心を鷲掴みにできるのは間違えない。
長い髪を綺麗に保つのは本当に大変
ここまで彼女の髪を洗ってあげる「3つのメリット」と「3つの注意点」を見てきた。
・彼女がより綺麗になる
・貴重なスキンシップになる
・トリートメントは必須
・間接照明でムードを出す
自分の彼女は髪を綺麗に保つのに、シャンプー→トリートメント→ヘアオイル→ドライヤーと毎日計30分以上の時間をかけている。
もちろん、女性によって髪質や長さが違うので、ヘアケアにかける時間に個人差はあるが、総じて男より多くの時間がかかるもの。
多忙な育児を機に、長かった髪をバッサリ切ってしまう女性が多いのも頷ける話だ。
彼氏(夫)として忙しい彼女(妻)の為に、髪を洗ってあげたり、乾かしてあげる文化が、日本でもう少し広まっても良いだろうとも思う。
ヘアケアは自分でやりたいと思う女性なら、その分他の家事をやって彼女(妻)のために時間を作ってあげるのもありだ。
もう時代は令和。
男が女に尽くすのはかっこ悪い。
家事は女性の仕事。
こう言った旧時代の考え方はアップデートが必要な時だろう。
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